窓/埋葬



2010年に早川書房から「想像力の文学」シリーズとして刊行された小説家・横田創さんの著作『埋葬』を原作として、舞台作家の平野明さんが演劇ユニット“手手”の新作公演のために書いた戯曲。ブックデザインをしています。 判型と同じ比率で縮小した矩形の中にタイトルと著者名を収めることで、窓(あるいは埋葬)をイメージしたミニマルなカバーに仕上げています。スミよりも薄い色で印字した文字で、原作者である横田さんの文学世界と、北の土地の白濁とした印象を溶け合わせたニュアンスを込めています。 — Client: Twins Lion Do Art Direction / Design: Keisuke Nakamura